昨日は、宮城県石巻市の桃生町へ行きました。
農業の師匠・松本先生のもとへ行きました。
事務所を探しあぐねましたが、無事御膳9時前につきました。
着いて歓迎していただきましたが、出てきた野菜に吃驚。
まず茄子です。
切っていただいて生のまま食べました。
りんごのような味です。
美味しい。
しかもどれだけほっておいても切り口が黒くなりません。
次にきゅうりです。
奥様が途中でぽきりと折った後、折口をくっつけました。
端を持ってぶら下げても折った半分がくっついたままぶら下がっています。
折口に汁がはみ出ているものの1本のように見えます。
齧ってみました。
美味しい。
茄子もきゅうりも松本農法ならではの味とパフォーマンスです。
本当の野菜はこうあるべきなのでしょう。
先生の圃場を3か所見せていただきました。
いずれも灌水の設備がなく水は自然のままだそうです。
金沢での茅原でできそうです。
先生の圃場から、にらを根っこごと、食べるほおずきの種・育苗のパレットを
茅原ファームにいただきました。
お土産には、先ほどの茄子ときゅうりにとれたばかりの白い南瓜をいただきました。
野菜の出荷の仕方や野菜を育てるコツなどを伝授戴きました。
感謝申し上げます。
午後3時以降、石巻の市民病院あとを見に行きました。
被災地を実際に見てショックは大きいものがあります。
丸4日間火事があった場所はきれいな市民病院が残るだけで
周りは草が生えているだけです。
わずかに残った家も人が住んでいません。
石森正太郎の漫画館も見てきました。
残念ながら再開はまだ無理のようです。
津波の写真も外へ張り出してありました。
亡くなられた方のご冥福を心より祈るとともに
「がんっばろう日本」「頑張ろう東北」しかありません。
つくづく思いました
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