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小松で鯖へしこ

前田会長のこれを食べた

vol.618 小松で鯖へしこ

昨日の昼食は小松空港のレストランです。
ランチに鯖のへしこがついているので頼みました。
薄く上品に切った二切れですがこれがまた美味しい。
へしこは鯖に塩を振って後、糠床に半年以上漬け込みます。
へしこの言葉の由来は、へ仕込む(漬け込む)という言葉からとも言われています。
冬場に漁に出ることができないので考えられた食物だと言われています。
ちょっと塩味で糠漬け特有の香りと味です。
他の料理(フライ)などはどうでもよくなりました。
あ~あお酒が飲みたい。
そんなへしこの味です。
いまは、鯖だけでなく鯵や河豚、さらには河豚の卵巣までへしこになっているそうです。
河豚の卵巣はさすがに石川のただ1社だけしかできないそうですが。
どのへしこも御飯に載せてお茶漬にしても美味しいかなと思います。
いずれにしろ、北陸の誇るべき味です。
あとランチについていたきゅうりの糠漬けもよい味でした。
糠漬けを食べるたび、糠床を持っている家庭はどれだけ幸せだろうと思います。
糟糠の妻という言葉がありますがそれも死語でしょうか。
と余分なことを考えています。