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飲みすぎは前立腺がんに関係

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飲みすぎは前立腺がんに関係

12月も中ごろ。
不況、不況とはいっても、やはり忘年会シーズンで
お酒を飲む機会が多くなっているのではないでしょうか。

今日はちょっとお酒の飲みすぎには注意というお話を
紹介いたします。

カルフォルニア大学の研究グループは
男性が1日に4杯以上、1週間に5日以上飲酒する場合、
悪性の前立腺がんを2倍発症しやすくなるとする研究を
"Cancer"に報告しました。

研究グループは、
前立腺がん予防試験(PCPT)に参加した男性1万人以上を対象に、
前立腺がん発症リスクおよび悪性度と
アルコール摂取量、アルコール飲料の種類、飲酒パターンとの
関連を調べました。

その結果、少量から中程度の量の飲酒は
リスクに関連しなかったことが認められました。
ただ、1日4杯以上、週5日以上での飲酒では
リスクが2倍になるということなので、飲みすぎには注意が必要です。

また、フィナステライドというお薬の
プラセボ対照試験に参加した男性の治療効果と飲酒パターンも
比較しています。

フィナステライドとは、
男性ホルモンを活性化させる酵素の働きを邪魔することで、
前立腺肥大や前立腺がんを治療するお薬です。

また、脱毛を防ぐ働きもあることから、
日本では育毛剤プロペシアとして使用されています。
CMもしていたので、こちらのほうが認知度が高いですかね。

さて、研究の話に戻りますが、
飲酒量が多くなると、フィナステライドの働きが阻害されることが
分かったそうです。

つまり毎日多量に飲酒すると、
悪性度の高い前立腺がんの発症リスクを増加させ、
フィナステライドの前立腺がんへの効果を弱める可能性があるということ。
飲みすぎには十分気をつけてくださいね!