http://www.shproduct.jp/

ベジタリアンはがんになりにくい!?

めざせスーパーヘルス 目指せ!スーパーヘルス

ベジタリアンはがんになりにくい!?

さて、今日はベジタリアンのお話。

野菜や果物の摂取が「がん」を予防する可能性があると
いろいろな研究で報告されていますが、
今日は野菜や果物を食べるベジタリアンとがんの関係についてご紹介します。

オックスフォード大学の研究グループは
喫煙や飲酒、肥満に関係なく、がんを発症しにくいとする研究を
"British Journal of Cancer"で報告しました。

研究グループはイギリス人男女6万1,000人以上を対象に、
12年間追跡調査を行ったところ、
ベジタリアンは肉や魚を食べる人々と比べて、
多発性骨髄腫などの発症リスクが75%低下していることが分かりました。

また、白血病や非ホジキンリンパ腫など
血液およびリンパのがんも肉を食べる人々に比べて、
発症率が半減していることを確認しました。

なぜベジタリアンががんの発症率が低いのかについてですが、
この研究グループでは野菜や果物がどうこうではなくて、
ベジタリアンはお魚や肉をたべないので、
それらを焼いたときにコゲに含まれる
ニトロソ化合物を摂取しないからだと推測しているそうです。

確かに、ベジタリアンは卵や乳製品を食べることがあっても、
魚や肉をたべませんからね。
コゲに含まれる発がん物質も食べないわけですよね・・・。
野菜や果物は関係ないんですね~。
ふうむ、というところです。

また、研究グループは
ベジタリアンの発症率の低さの理由を検証するため、
さらなる研究をするのだとか。
今後の研究成果の発表に期待しましょう。

ちなみに、ベジタリアンでも肥満の方っていらっしゃるんですね。
なんとなく、意外な感じです。