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インフルエンザにココア！？

さて、今日はインフルエンザのお話。

寒い季節になると、恋しくなるのがあったかい飲み物。
そんなあったかい飲み物のなかでも、
ココアは女性に人気なのではないでしょうか？

さて、そんなココアがインフルエンザに良いかもしれないという、
森永製菓と大阪府立公衆衛生研究所との共同研究が、
10月の日本ウイルス学会学術集会で発表されました。

今まで試験化内での実験で、
Ａ型インフルエンザが２種類、Ｂ型１種類、鳥インフルエンザに対して、
通常の飲用濃度以下のココア熱水抽出液が
インフルエンザウイルスに高い感染防御効果を示すことが
わかっていました。

また、ココアをマウスに経口摂取させることで、
インフルエンザに感染による死亡を
抑制することが明らかになっています。

そして、今回の発表では
ココアの中の有効成分が明らかになりました。

一つは、ポリフェノール（分子量5万以上）で、
糖やタンパク質と複合体を形成しているもの。
そしてもう一つは、非ポリフェノールの成分で、
分子量が5,000から1万の間のものなんだそう。
これら成分の共存で抗インフルエンザ効果が見込めるのだとか。

最近はインフルエンザにネギがいい！、
はたまたココアがいい！といろいろなお話がありますが、
日常の食事の中にもインフルエンザを予防するいい手立てが
たくさんあるのかもしれませんね。