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「一汁」の健康力、明らかに

めざせスーパーヘルス 目指せ!スーパーヘルス

「一汁」の健康力、明らかに

明日で、東日本大地震発生から1週間を迎えようとしています。
報道で次々と明らかになる惨状に心を痛めております。
被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

さて、本日は健康食品新聞の記事をピックアップします。
以下より記事本文です。

福岡女子大学(早渕仁美研究室)は、
産業医科大学(池田正春元教授研究室)ならびに
味の素との共同研究によって、
味噌汁・スープを飲む人ほど
肥満指標(BMI、腹囲/ヒップ径比)が小さいことを明らかにした。

これまで日本における味噌汁の健康価値は、
伝統的な食習慣を通じて「体によい」と伝えられていた。

また、欧米でも関連論文は少なく、
科学的には証明されていなかった。

今回、科学的に味噌汁・スープの健康性が証明されたことから、
早くも各関係業界で話題となっている。

今回の共同研究は、
日本の成人男性103名を対象に、
「味噌汁・スープを飲む頻度と肥満に関する指標との相関関係」
について調べた。

食品の摂取頻度質問票を用いて、
過去1ヶ月間の味噌汁・スープ摂取量および頻度を
調査すると同時に、体重、身長、腹囲およびヒップ径を測定。

肥満度と相関しそうな要因
(性別、年齢、喫煙、アルコール摂取、身体活動、カロリー消費量)
による影響を統計学的に取り除き、
摂取頻度と肥満度の相関を重回帰分析という方法で調べた。
調査すると同時に、体重、身長、腹囲およびヒップ径を測定。

その結果、味噌汁・スープを飲む頻度は、
BMI、腹囲、腹囲/ヒップ径といった肥満度に対して
負の相関を示すことがわかった。

今回の研究によって、味噌汁などを飲むことで
健康的な食習慣につながることが明らかになった。
今後も共同研究をすすめていく構えだ。