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アントシアニンは血液脳関門を通過する

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アントシアニンは血液脳関門を通過する

今日はブルーベリーやビルベリーに関連する アントシアニンのお話。

題名の「血液脳関門」といういきなり難しい単語が
出てきてびっくりされた方もいらっしゃると思います。

血液脳関門とはざっくりとした説明でいうと、
大切な脳を守る関所のようなものです。
脳に変な物質が沈着して、脳が機能不全に陥らないように、
血液中の必要な物質だけをより分けて、
脳に送る働きを持っています。

・・・ということは、ですね。
血液脳関門を突破する成分でないと、
脳には直接影響を与えられないということになるんですね。

医薬品も血液脳関門を通る物質じゃないと
脳への直接効果が見込めないんですね。

今回、"Journal journal of agricultural and food chemistry"
で報告された内容によると、
ブルーベリー(粉末2%添加)を食べさせた豚の
脳(大脳皮質・小脳・中脳・間脳)からごく微量ではあるが、
アントシアニンが検出された・・・とのことでした。

「ごく微量」とは具体的に説明しますと、
10のマイナス15乗モルレベルなんだそうです。
最近、「ナノより小さなピコアミノ酸が髪の毛を補修」
なんていうCMが流れていますが、
ピコは10のマイナス12乗なので、
ピコをさらに上回るごくごく微量ということになります。

こんなごく微量しか脳で検出されないのに、
効果が見込めるのか・・・と疑いたくなりますが、
とりあえずは脳には分布するということなので、
アントシアニンの脳へ働きが否定されたわけではないとうことです。

これからの研究進展に期待です。