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コーヒーでうつ病になるリスクが下がる可能性

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コーヒーでうつ病になるリスクが下がる可能性

さて、今日はコーヒー党の人にはちょっとうれしいお話です。

このほど、フィンランド人を対象とした研究で、
コーヒーを摂取することによって、
うつ病になるリスクが下がるとの報告が、
"Public Health Nutrition"に掲載されました。

報告によると、
中年のフィンランド人男性2,232名について、
コーヒー、お茶、カフェイン摂取とうつ病発症の関係を
最長で1984年から2006年までの22年間、
追跡調査を行い、

コーヒーを摂取した量に応じて、
まったくコーヒーを摂取しないグループ=非摂取群:82名
1日375ml(約3杯)未満摂取するグループ=少量摂取群:517名
1日375~813ml(約3~7杯)摂取するグループ=中程度摂取群:1,243名
1日813ml(約7杯以上)摂取するグループ=大量摂取群:390名
以上のようにグループ分けして、
それぞれのうつ病になるリスクを調べたところ、

うつ病になるリスクは、 非摂取群に比べて、大量摂取群で有意に低い事がわかりました。
しかも相対リスクは0.28。
つまり、大量にコーヒーを摂取することで、
まったく飲まない場合よりもうつ病になるリスクが
72%も減っているのです。

しかも、このコーヒー摂取とうつ病の関係は、
その他の交絡因子(うつ病に関わりそうなその他の因子)、
たとえば、経済的地位、アルコール摂取、喫煙歴、体重などを
考慮しても、変わらなかったそうです。

一方で、お茶とカフェインには
うつ病発症を抑制する効果がなかったそうです。

・・・ということは、カフェインが
うつ病にいいわけではなさそうですね。
コーヒーポリフェノールがいいんでしょうかね。
これからの研究進展に期待です。