http://www.shproduct.jp/

今年もEPAはスイッチOTCにならず

めざせスーパーヘルス 目指せ!スーパーヘルス

今年もEPAはスイッチOTCにならず

さて、今日はEPAのお話。

EPAって何!?という方にちょっと説明。
EPAはお魚に含まれる油の成分でオメガ3脂肪酸の一種。

豚肉料理をいったん冷凍庫に入れると、白い塊がでてくるように、
お肉由来の油は冷えると固形化します。

一方の魚は冷たい水の中でも生息していますから、
体が冷えたときに、体内の油が固形化したら困りますよね?
ですから、魚由来の油は冷えても固形化しません。

その他、EPAには中性脂肪を下げる働きがあるので、
血液サラサラには魚由来の油がよいといわれています。

また、頭によいと昔もてはやされた
DHAもオメガ3脂肪酸の一種です。

脳にはDHAしか分布していないため、
DHAが脳の健康にいいといわれていましたが、
ところがどっこいEPAを摂取すると、
体内でDHAに変換されるらしいんですね。
だからEPAは脳の健康にもいいのでは?と期待されています。

さて、このEPAは現在医療用医薬品で販売されていますが、
2年前から薬局で買う事ができる一般用医薬品になるのでは?と
いわれていました。

これがいわゆるスイッチOTCといわれるものです。
スイッチOTCでもっとも有名なものは、ガスターです。
このお薬ももともと医療用医薬品でしたが、
薬局で購入できるようになりました。

同様に、EPA(エパデール)も
買えるようになると思われていましたが、
今回は見送りになったみたいですね。
これからEPA市場が活発化すると思っていたのですが、 なんとも残念です。