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グルコサミン・コンドロイチンで死亡率が下がる?

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グルコサミン・コンドロイチンで死亡率が下がる?

さて、今日はちょっと不思議な話。
いまや人気のサプリメント素材として不動の地位を築いている
グルコサミン・コンドロイチン。

中高年がそれらを摂取すると、死亡率が13%ほど下がるとする
アメリカ・シアトル大学の研究グループの報告が、
"American Journal of Nutrition"に掲載されました。

研究グループは、
アメリカ西海岸ワシントン州に住む50~76歳までの
高齢者387,801人を対象に、サプリメント摂取に関する調査を行いました。

調査の対象となったサプリメントは、
ビタミン・ミネラル13種類、グルコサミン・コンドロイチン、
のこぎりヤシ、イチョウ葉、にんにく、魚油、食物繊維。

平均10年間の追跡調査で、
それらサプリメントの摂取状況と総死亡率について関係を調べました。

その結果、グルコサミンとコンドロイチンを摂取していた人達に限って、
何も摂取しいない人達に比べ、17%死亡率が下がっていたそうです。
しかもpが0.01程度で有意差ありありです。

他のサプリメントについては、魚油を摂取していた人たちも
同様に17%程度の死亡率の低下がみられたそうですが、
こちらは有意差がなかったとか。
つまり、「死亡率の低下の傾向がみられる」という
煙に巻くような表現しかできないわけですね。

意外にもビタミン・ミネラルには死亡率を下げる効果はなかったようです。
なぜ、グルコサミンとコンドロイチンだけ死亡率が下がるのでしょうか?
不思議な話です。