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さて、今日は緑茶のお話。
一日4杯以上のお茶は子宮がんリスクを30％低下させるとの研究が
学術誌"Cancer Causes and Control"の最新号に掲載されました。
これは、オーストラリア子宮がんスタディ（AOCS）の研究班がまとめたもの。
オーストラリアクイーンズランド州立医学研究所を中心とした研究班は、
子宮がんを患うオーストラリア人女性1,368人と
健常女性1,416人に食生活調査を行い、
がん発症との疫学的解析を行いました。
その結果、お茶を1日4杯以上飲むことで、
子宮がん発症リスクが下がったことが明らかとなりました。
しかも、紅茶・緑茶・ハーブティーのいずれのお茶の種類でも有効でした。
動物実験では、お茶が子宮がん細胞の増殖を抑制することは
すでに確認されていましたが、
今回の疫学研究でヒトでのお茶の有効性が立証されたことは
かなり画期的です！
ですが、1日4杯なんてそんなにお茶を飲めない！
と思う方もいらっしゃるはず。
実は、お茶の中でも緑茶が作用が強いことが、
さまざまな子宮がんの先行研究から分かっているそうです。
なので、どんな計算なのか分かりませんが、
緑茶であれば1日1杯で40％の発症リスクを減らせるのだとか。
私たち、日本人で本当によかったですね。
にしても、子宮体がんと子宮頸がんまったく別物のがんなので、
子宮がんという総称（？）はやめよう！というニュースを
以前見た覚えがあるのですが、それはどうなったのでしょうか？
気になるところです。
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