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ワインでくびれができる!?

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ワインでくびれができる!?

さて、今日はお酒(主にワイン)のお話。

少量から適量のアルコール摂取が、
女性の心臓機能を保ち、肥満を抑制することが期待できるとする論文が、
"Archives of Internal Medicine"に掲載されました。

研究グループらは、
細身の中年および高齢女性約2万人を対象に、
平均13年の追跡調査をしました。

調査開始時に、被験者にアルコールの摂取量を調査した結果、
まったくアルコールを摂取しない人:38%
毎日5g未満のアルコールを摂取する人:33%
毎日5~15g未満のアルコールを摂取する人:20%
毎日15~30g未満のアルコールを摂取する人:6%
毎日30g以上アルコールを摂取する人:3%
であることが分かりました。

そして、13年後にアルコールの摂取量と肥満の関係を調べたところ、
アルコールを摂取していなかった女性が最も体重が増加しており、
アルコールの摂取量増加に伴い、体重増加が減少していました。

最もお酒を飲む毎日30g以上アルコールを摂取するグループは、
平均1.55kgの体重増加だったのに対し、
まったくお酒を飲まないグループは、
平均3.63kgの体重増加でした。

さらに、研究開始当初に標準体重だった女性は、
13年後に41%が太りすぎ、あるいは肥満になりました。
1日15~30g未満のアルコールを摂取していたグループは、
最も太りすぎ、あるいは肥満になるグループが少なく、
まったく飲まないグループよりも30%低いことがわかりました。

これらの結果、
適量のアルコールを摂取することは、体重が増加しにくく、
まったく摂取していなかった女性に比べて、
太りすぎる傾向が極端に少なかったことがわかりました。

これは、女性の体重の影響を及ぼすライフスタイルや、
食事の因子を考慮しても変わりませんでした。

また、赤ワインは体重を抑制するのに最適で、
白ワインやビール、ウイスキーでも有効であったことが分かりました。

お酒で体重増加が抑えられるメカニズムってなんなのでしょうか。
健康的にやせられているのか不明でちょっと怖いですね。

赤ワインに合うのがジューシーなお肉ということで、
フランスでは健康的な食事のために赤ワインの消費量が落ちてきているとか。
赤ワインが体重増加抑制に最も貢献するお酒であるというのが、
皮肉な結果ですね。

ワインでくびれができる!?