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加工食品を多く摂取すると「うつ」の恐れ

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加工食品を多く摂取すると「うつ」の恐れ

さて、今日は加工食品とうつの関係について。

加工食品を多量に摂取した人々は、
中年になってうつを発症しやすいことが
「British Journal Of Psychiatry」で報告されました。
※Psychiatryとは、「精神医学」の意味。

ロンドン大学の研究グループは、
平均年齢55歳以上の3,486人を対象に、
調査開始時の食事習慣に関する質問を行い、
5年後、うつの自己評価を行いました。

その結果、喫煙や運動、BMIを調整した後も、
果物や野菜、魚などの食事を最も多量に摂取した人々は、
うつの症状を報告する傾向になかった一方、

加工肉やチョコレート、甘味デザート、揚げ物、
精製度の高い穀物や高脂肪乳製品を
多量に摂取した人々は、うつになりやすいことが
認められました。

しかし、今回の被験者は白人の会社員という
限られた人の中で行われた研究結果。
さらに、質問方法は、特定の食品だけを対象としており、
信頼性が弱いことから、さらなる研究が必要とされています。

確かにちょっと、信頼性にかけるところが
あるかもしれませんよね。
加えて、この統計結果は卵が先か、鶏が先かな感じがしませんか?

個人的には、疲れたり元気がなくなると、
お魚など食べるのが面倒になり、
甘いものについつい手が伸びてしまいます。

もともと疲れていて元気がない人たちだから、
甘いものなど加工食品の摂取が多く、
逆に魚や野菜、果物の摂取が少ないという考え方も
できると思います。
今後の研究の進展に期待しましょう。