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慢性疲労症候群はウイルス感染が関与?

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慢性疲労症候群はウイルス感染が関与?

さて、今日は慢性疲労症候群のお話。

慢性疲労症候群とはその名が示すとおり、
持続的に強い疲労感が漂う病気のこと。
そして疲労・倦怠感だけでなく、微熱があったり、リンパ節が腫れたり、
無気力や抑うつなど、精神症状も引き起こすといわれています。

この慢性疲労症候群は今まで原因不明だといわれてきましたが、
このたびアメリカの国立がん研究所らの研究チームは
慢性疲労症候群の患者がある特定のウイルスに
感染している人の割合が多いことが分かったと報告しました。

そのウイルスとはXMRVという
レトロウイルス(RNAを遺伝子に持つウイルス)で、
マウスの白血病ウイルスと遺伝的に似た感染性のウイルスなんだそう。

慢性疲労症候群患者のXMRV感染者の割合は101人中68人(67.3%)、
健常者の感染者の割合は218人中8人(3.7%)でした。
普通の人では5%にも満たない感染率なのに、
慢性疲労症候群患者だと7割近くになるとは、
原因ウイルスとして考えても良いかもしれませんね。

もしくは、慢性疲労症候群により、免疫が低下したから
そのウイルスに感染しやすくなったともいえるのかもしれませんが。
今後の研究に期待です。

ちなみにXMRVは前立腺がん患者の4割にも見られるんだそうです。
前立腺がんの原因の一つということも考えられますね。
目に見えないウイルスだけになかなか対処もしづらいところですね。
日頃から快食快眠で免疫力を上げておくことが大事なんでしょうか。