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低カロリーならダイエット効果あり!

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低カロリーならダイエット効果あり!

さて、今日はダイエットに関するお話。

アメリカNIH(日本の厚生労働省にあたるところ)の
国立心配血液研究所の最新調査研究によると、
低カロリーで心臓に健康的な食事は、
脂質・タンパク質・炭水化物の割合に関わらず、
体重超過あるいは肥満の成人の減量・体重維持に
役立つことがわかりました。

ビタミン・ミネラルは必要だけれども、
低カロリーであれば、どんな栄養組成(3大栄養素に限る)でも
大丈夫ってことなんでしょうか。
炭水化物抜きダイエットの是非が問われそうです。

さて、研究についてですが、
30~70歳の体重超過あるいは肥満の811名を
4グループに分けて、以下の食事を2年間実施してもらいました。

(1)低脂肪・平均的タンパク質群
脂質20%、タンパク質15%、炭水化物65%
(比率はエネルギー比)
(2)低脂肪・高タンパク質群
脂質20%、タンパク質25%、炭水化物55%
(3)高脂肪・平均的タンパク質群
脂質40%、タンパク質15%、炭水化物45%
(4)高脂肪・高タンパク質群
脂質40%、タンパク質25%、炭水化物35%

これらの食事はカロリー値は一緒、
また飽和脂肪酸量・コレステロール・食物繊維量も
一緒となっています。
それと同時に、被験者には1週間に最低90分の運動も
行ってもらいました。

その結果、低カロリーであれば、
脂質、タンパク質、炭水化物の割合に関係なく、
2年間で4kgの減量を維持でき、
ウエストも2.5~7.6cm細くなることがわかりました。

従来のダイエットでは、
脂質、タンパク質、炭水化物の比率が重要であると
言われてきましたが、
今回の実験の結果、食事の量とカロリーが低ければ、
どの比率で摂っても割合とは関係なく減量できることが
証明されました。

にしても、今回の結果はダイエットに関するものだけですが、
心・脳血管病や糖尿病の発症は調べられたんでしょうか。
ダイエットが同じようにできていても、
病気の発症に違いがあれば大問題だと思いますが・・・。