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カプセル型トクホはNG!

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カプセル型トクホはNG!

さて、今日はトクホのお話。
トクホといえば、厚生労働省(今は消費者庁)に効果と安全性の
お墨付きをもらった「サプリメント」なわけですが、
最近はお茶やコーヒー、ヨーグルトや納豆など
おいしく食べたり飲んだりできる食品が目立ちますよね。

一方のいわゆる「健康食品」のほうは、
どちらかというと、食品寄りというよりも、
錠剤やカプセルなどの見た目は医薬品に近いほうが主流です。

そこで思い起こしてください・・・。
トクホにはカプセルの形状を持つものがあったでしょうか?
実は、まだないんですね。
しかも、今年の1月には消費者委員会で
「カプセル形状を特定保健用食品として認めることは適当でない」
とする方針を示しています。

というのも、消費者が「医薬品」と
誤認してしまう可能性があるからだそう。
そして健康被害が報告されているいわゆる「健康食品」では
圧倒的にカプセル型が占めるんだそうです。
だからカプセル型トクホにストップがかかったというわけなんです

消費者が
1)医薬品と誤認する恐れ、
2)医薬品的効果を期待しかねず、受診の機会が遅れる恐れ
3)小さいので、たくさん飲みすぎてしまう恐れ
このことが懸念となってカプセル型トクホはNGなんだそうです。

でも、今現在、錠剤型トクホはすでに認められているはずです。
(一時期○○粒タイプ~!とよくCMしていましたよね)
私にとっては、錠剤とカプセルから抱くイメージはほとんど変わらないので、
なんとなくこの方針には納得しにくいですね。

トクホの管理の管轄が消費者庁に移ってからというもの、
トクホにとっては災難続きです。
消費者第一の視点から行くと妥当な判断なのかもしれませんが、
このままいくと、トクホ制度自体なし崩しになるのでは?と思ったりします。
メーカーにとって、開発に1品目あたり数億円かかる
トクホの存在意義がぐらついているのではないでしょうか。